数々の思い出1
夫は、どこへでもChiekoを連れて行きたがった。仕事の出張先にでも。喫茶店にChiekoをまたしておいて、裁判所に出かけたりした。Chiekoはうれしいくせに迷惑そうな顔をしていつも付いていった。
夫とともに訪れた返還直前の香港。1997年3月のこと。この半年後彼は、旅立ってしまった。