Cliffrose Letter Vol.41on Jun 25, 2006 - 住みやすいのはドッチ?
 日本vsカナダ

皆様、大変ご無沙汰しております。
レターを心待ちにして下さる皆様には、
大変ご心配をおかけいたしました。
一重に筆者の遅筆と怠慢と多忙(?)によるところが
原因となり、2ヶ月も間が空きましたこと
お詫び申し上げます。

さて、月日のたつのは早いもので
カナダ永住権を取って、約1年が
経過致しました。申請してから、
1年足らずで取れたので、かなり幸運
な方らしいです(人によっては2〜3年かかる
人もいるようです。)。

カナダは、日本人が退職後永住したいと思う
国の第4位らしいです(NHK調査)。うちに来られる
お客様からも、ほぼ100%といっていいくらい、
また来たい、できればここに永住、あるいは
ショートステイをしたいとの感想を頂きました。

ですから、先の永住権の話をしますと、ずっと
住めてうらやましいですね、とか、日本にもう
帰りたくないでしょ、とか言われることもしば
しばです。

でも、反対に若い人からは、こういう声も
聞きました。
「バンクーバーって時間が止まってるみたいで、
退屈」、「刺激がなくてつまらない」
「バンクーバーって年寄りの住む町だよな。」
「日本のほうが物も豊富で、便利だよね。」
等々。

確かにバンクーバーに限って言えば、緑が多く
気候も人々も穏やかな反面、産業や文化の急激
な変化や発展を拒んできたようにも見えます。
日本(特に東京や大阪のような大都会)については、
その全く正反対のことが当てはまるような気がします。

お客様の感想も、若い方の感想もどちらも理解できます。
何もかも揃った理想郷などこの世に存在しないという
陳腐なお題目を唱えるまでもなく、バンクーバーと東京を
比べるだけでも、はっきり差異は顕れるのですから。

最近痛切に思うことは、一人の人間が一生で持てる物は
限られているということです。何かを獲得するためには
大多数の人間が何かを捨てなくてはならないと思うのです。
(勿論、捨て方の度合によっては、それを調和と言い換えることも
可能でしょう。)
経済の急激な発展をとれば、豊かな自然を捨てねば
ならないのではないのでしょうか?
必ず、捨てるものと、獲得するものの選択を迫られる場面は
多くの人間に訪れるのですから、そのときに適切な判断が
下せるよう何が、自分にとって一番大事かをきちっと決めて
おかないといけないかも知れません。

皆さんは海外移住を希望されますか?
既に移住されている、あるいはその途中の方は、
現実と理想のギャップのようなものを感じて
おられますか?

将来の移住の事前調査のために、バンクーバーにお越しに
なりませんか?とまた宣伝になってしまいましたね。
これからも、よろしくお願い致します。

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Masaki Yanagitani 柳谷 将城
CHI Enterprises Ltd. 代表 

自宅: 0041-1-604-945-5945

email: myanagi@shaw.ca
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