とうとう、夫に去られた千惠子さんはカナディアンになれる事になりました。

私のapplicationはU.S.A.のBaffaloでなされSeattleでinterviewということに

なっていました。それが、先日、9月8日でした。

 私のcategoryはpaiter & novelistそしてbusiness.これが大変。

日本で自立していなかった私には、絵を売った領収書もtaxの支払い書も

何もありません。唯一、Artists Retreatというヒ゛シ゛ネスフ゜ランがあるだけ。

 私は裸婦とチェロを弾く男の二点のオリシ゛ナルの絵を持っていきました。

それと私の本。私のlawyer Davidと札幌からきた久代とで、ワッサカワッサカ

さげて行きました。Seattleのカナタ゛領事館まで。

 このofficer、とってもいい人だったんですね。以前のimmigration office

でのtroubleまで書類の上に載っていて、そのために15分も費やしながら

ほとんど、否定の一時間でした。あなたのartistとしての資質は認める。

資産の点も申し分ないでしょう。でも、肝心のところ、日本でのincomeが

セ゛ロではないか。これでは如何ともしがたいと、言うたかどうか・・・、

いうたらしいのですね。

 そこで私、すがるようにいいました。夫に死なれて私は日本で希望をもって

暮らしていくことができなくなった、でもカナタ゛に、私は希望を見出すことが

できると。私は78もメールアト゛レスを日本に持っているし、Cliffrose letter 

として毎夜、カナタ゛事情を日本向けに発信しているのであると・・・。

Artists Retreatは必ず成功させてみせると。そしてカナタ゛のために役に

立ちたいのだと・・・・。でも、interviewの時間はすでに一時間半。

Davidからは半時間以上になればハ゜スしないだろうと言われていた私は、

ほとんど絶望的になっていました。

 最近少し落ち込むことのあった私は、やっぱりね、そんなに世の中うまくいく

分けないよね、なんてやけ半分になっていました。すると、どう言うわけか

突然、officer、I accept......って言ってくれたんです。translatorがDid she pass?

と思わず聞きます。私もDid I pass? と聞きます。

 すると笑いながら彼女、あなたのような人をpassさせなかったら、なにするか

わからないですからね、といったそう。

あああああ、よくわかってる そしてこう付け加えてくれたんです。Canadaは

あなたのようなartistを必要としているから、と。 私思わず彼女の手をつかんで

キスしました。 

 悲鳴に近い声まであげていたと思います。なんてことでしょう。    

私思いました。わたしってなんて幸せなんだろうって。良き人々に出会い、

助けられて私は生きている。そして、あきらめていた永住権を取ことまでできた

のです。

 私はもう、半年に一度、出国する必要などなく、この私の、美しい いとしい

我が家に住みつづけることができるのです。なんて幸せなんでしょう。

 直前、すこし悲しいこともありましたが、すっかり忘れられるようなそんな気持ちに

なった千惠子さんでありました。

 Artists Retreat必ず成功させます。皆様おこしくださいね。このすばらしい国、

美しい国Canadaへ。お待ちしています。

                   柳谷 Chieko 
  


LETTER
ARTSTUDIO YOKOHAMA B&BCLIFFROSE QUESTS MYHOUSEINJAPAN

1、旅立ちの日
2、蜂鳥
3、クリフローズ通信をお届けします
4、ヘンケルの牛刀
5、新春笑い話をお届けしましょう
6、出版のごあいさつ
7、I got landed immigrant status
8、小さな総括
9、裏の庭でつくしを見つけました
10、April 4 '00: イリーナの話
11、July '00: Vancouver便り
12、Oct. 29 '00: 酔歌祭のこと
13、Nov. 26 '00: 藤村の根無し草四つの巻の序
14、Sep.16 '00: I got new boyfriend.
15、Mar. 15 '01: 素晴らしい春の始まり
16、Oct. 11 '01: 酔歌祭
17、アドレス変更のお願い
18、Dec. 22 '01: 酔歌祭の御礼
19、Jan. '02: A Happy New Year to Everybody.
20、Mar. 20 '02: 息子たちへ
21、今旅立とうとしている母へ
22、「すばるのかなた」ご出版に寄せて
23、柳谷千恵子油彩小品展のお知らせ
24、柳谷千恵子油彩小品展の御礼
25、Cliffrose Letter Jan. 1.2003 :あけましておめでとうございます
26 Cliffrose Letter March 13 2003 停電 in Canada
27 Cliffrose Letter Nov.19.'03 息子の来加
28、Cliffrose Letter Dec.28 '03 眠れない夜は・・・。
29Cliffrose Letter Oct.6.2004 食い物の話
30..Cliffrose Letter Oct.25 2004  個展のご案内
31.Cliffrose Letter Dec.30. 2004 昨日はどこにもありません。
32.独り女の独り言
33.死生観
34.数々の出会い
35.Feel Guilty
36.旅立つ親友太田則子へ送る言葉
37.映画の話
38.狭い地球
39.英語でのコミュニケーション 将城
40.モーツアルトとサリエリとChieko
41.商売と信頼関係 将城
42.VOL.36 Cliffrose Letter Dec.30.'05 平穏・平凡・平和
43.Cliffrose Letter vol. 37 - 年賀状とクリスマスカード

44.Mr.Revenko& Mr.Ohyama  

45.Cliffrose Letter vol. 38 ‐ 謙譲の美徳と外国人
46.Vol.39 Cliffrose Letter Feb.18.'06 春のお知らせ
47.Vol.39 Cliffrose Letter Feb.18.'06 花のお知らせ
48.Vol40 Cliffrose Letter Apr.22.'06 イゴール氏と大山氏
49.Mr.Ohyama's Mail
50.Vol.41on Jun 25, 2006 - 住みやすいのはドッチ?日本vsカナダ
51.Vol.42 「崖の薔薇」と町名変更訴訟雑感
52.Vol.43  クリスマスって何の日?
53.Vol.44  Cosmopolitan  コスモポリタン
54.Vol.45 遅い夏の訪れ
55.Vol.46 バンクーバー外食事情
56.Vol.47大根おろしと「ちりとてちん」
57.Vol.48 あけましておめでとうございます
58.Vol.49カナダ人の日本語理解度
.59.Cliffrose Letter Vol.48 あけましておめでとうございます
60.Cliffrose Letter Vol.50 2008.Apr. 世代交代のとき?
61.CliffroseLetter Vol.52 29.Aug.:2008 一粒のトマトの種もし死なずば・・
62.CliffroseLetter Vol.53 29.Aug.:2008 匂いの野菜
63.CliffroseLetter Vol.54 5.Oct.2008 フランス生まれのトマトその後
64.CliffroseLetterVol.55 ナイアガラとアメリカ
65.CliffroseLetterVol.56 リサイクルin Canada
66.CliffroseLetterVol.57 新年のご挨拶
67.CliffroseLetterVol.58 往く年来る年
68.Cliffrose Letter Vol.60 柚子の栽培とおからの話
69.Cliffrose Letter Vol.61 チビた鉛筆と蕗の薹 
70.Cliffrose Letter Vol.62カナダ産の新生姜 
71.CliffroseLetter.Vol.63 夫のいます山・Mt.Baker
72.CliffroseLetter.Vol.64 秋から冬へのカナダの風物詩
73. Cliffrose Letter vol. 65 年末のご挨拶 デフレ雑感
79.CliffroseLetter Vol 66. 今年得たもの無くしたもの  
80.CliffroseLetter Vol 67 日加サービス比較
81.Cliffrose Letter Vol .68  Cliffroseはひきこもり

、I got landed immigrant status
 


CliffroseLetter 1998_2009