皆様、明けましておめでとうございます。

 こちらカナダは、未だ大晦日の夜でございますが、日本は既に、
新しい年を迎えていることと思います。
 このように電子メールで皆様に新年のご挨拶ができることになり、
私のような筆不精者には、便利になったものだと感心する反面、
「賀状を出す」という実感がなく、少し味気ないような気もいたします。

 ところで、皆様は今年何枚くらい、年賀状をお出しになりましたでしょうか? 
 日本郵政公社によれば、平成18年度元旦に配達される年賀郵便物は
20億5千200万通、国民一人当たり約16通で、17年元旦に比べて、7.8%、
1億7千300万通の減少だそうです(国民一人当たり1.3通の減少)。
 減少の原因として一般にあげられるのが、電子メール、携帯メールの普及、
企業における虚礼廃止、経費節減などが挙げられるようです。
 
 年賀状をたくさん出すことが良い事なのかどうか、については議論のあるところだと

思います。
 一枚50円で浮世の義理が果たせるのだから、安いもの、だからたくさん出すべきだと

いう意見もありますし、逆にさして親しくもない人間に、ワンパターンの印刷済みの賀状を
出して、出した本人が誰に出したか覚えていないことこそ義理を欠き、失礼に当たる、

よって親しい人間に限定すべきとの意見もあり、いずれが正しいのかは、各人のおかれた
立場にもよると思います。

 ちなみにカナダでは官製も含めて、いわゆる年賀状を出す習慣はほとんどなく、
クリスマスカードを出すことが多いようです。 ただ、そのクリスマスカードも、
他宗教に配慮して、クリスマスを祝う文言を避け、Season's Greetings (時候の挨拶)と

して出されることが多いようです。
 内容は、市販のカードに、オフィスなどでは、各人のサインを、個人では簡単な
自筆の一言を添えたものが主なもののようです。
 枚数については、年賀状ほど大量に配達されることもなく、私の周りを見ても、
ほとんど出さない、あるいはごく親しい人間だけという方が多いようです。
 私個人は、クリスマスカードを親しい友人知人に少々、後は電子メールで少々出したと
いったところです。郵便での年賀状は一切出しておりません。

 書状を送付するというのも、所詮はコミュニケーションの手段の一つであり、
時代とともに変遷するのは、仕方のないことなのかも知れません。でも、
その中に送り手の心遣いが少しでも垣間見られれば、私にはとてもうれしく
思えます、それがどのような手段で送付されたものであっても。

 貴方もクリスマスにカナダに来て、日本にクリスマスカードを送ってみませんか?
とまた、宣伝を書いてしましましたが、2006年もよろしくお願いいたします。
 

 
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  柳谷  将城

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Cliffrose Letter vol. 37 - 年賀状とクリスマスカード